ケメ子の濡れそぼったぬか床を、ヌバ男は荒々しく掻き分けるようにして責め立てる。
ぬぷり…と音を立てながらヌバ男の逞しい手が沈んでいくと、今度はすこし焦らすようにやさしくまさぐった。
ああ…そんな…汚い…。
ケメ子が半ばあきらめたように声を漏らすと
ヌバ男はニヤリと笑い、ぬか床からちらりと覗く利尻昆布と干し椎茸の間へ、勢いをつけて指を差し込んだ…
ああそんなにしたら…!
ケメ子が叫ぶや否や、
ぬか床は一瞬にして芳醇な香りを放ち
やがて、しおらしくなった(胡瓜が)姿を見せるのであった。
〜完〜
全然こんなこと書くつもりじゃなかったんだけどな…。
ま、こんな流れで言うのアレだけど、野田琺瑯のバットとかほしいよね。