前回
パーツが届かないから改造できないと言いましたが、たまたま秋葉原に行く機会があったので、ProSound化に使えるパーツを買ってまいりました。
はいこれステレオミニジャックになるやーつ。70円・・・やっす!
えー、先にネタばらししますと、これ形が悪いっす。失敗しました。
他のパーツ(後述しますが、元々ついてるコンデンサ)に干渉します。
なので、今回はお試しです。
さぁさぁ
我が
こいつに手を加えて、いよいよ音をよくします。
まず、ステレオミニジャックを設置する場所を決めます。
というか、もう偉大なる先人の方々がここだとおっしゃっておられるのでここです。
適当に印をつけて、その中心にキリかポンチ?かなんでもいいので尖ったものをあてがい、1発叩いてピンバイス(手動ドリル)のガイドをつけます。
あとはだんだんとドリルのサイズを大きくしていくことで穴を大きくしていきます。
こんなに細いのがなければそこそこ大きめのドリルで1発でいっても良いでしょう。
どーやら6mmぐらいの穴が開けばいいそうなので、小さめに開けてあとは調整するつもりで、ざっくりいきましょう。プラスチックなので、柔らかいです。大して力はいりません。
ある程度穴が開いたら、棒ヤスリの丸いやつか、ガリガリ行くなら、三角形のもので広げていきます。
ようは、さっきのステレオミニジャックが挿さるサイズにすればいいので、実物と合わせながらいきましょう。
次に、音声ケーブルの準備。家に余ってたBELDEN8412をほぐします(笑)
今回は左の2本を音声信号用にします。
で、もうハンダでジャックにつけちゃいます。
だいたい、縫い針のような穴が空いているので、そこに芯線?を挿して、ちょいと手でひねって仮固定して、ハンダ付けします。
今回はなーんか余ってた、60年代ビンテージのKESTER44というハンダを使いました。なぜ!?
ハンダ付けして、熱収縮チューブを被せました。まだ収縮前。
赤いのはこれまた余ってたBELDEN8503です。
この写真では、赤黒白となっていますが、本当は色的に、黒赤白の方がいいはずです。
パーツによって位置は異なると思いますが、最終的に
センターチップにLch 左なので白
リングにRch 右なので赤
スリーブ(根元)?にGnd なので黒
としたいところですが、今回は線材の種類が2つあり、LRの材質を揃えるため、この色分けになりました。ぶっちゃけ、あとで分かりづらいです。
さて、先述の干渉するパーツを折り曲げます。
↑これを
↓こう!
↓このヴォリュームダイヤルのとこに並んでいるのが音声信号を取り出す部分。
5つ並んでいる上から
ボリュームに行く前のLch
ボリュームに行く前のRch
Lch、
Rch、
Gnd、
そして、色的にはこのようにつなげたいところですが、
先ほどの理由により、この並びでつけます。ややこしくてすみません。
つきました。
正直BELDEN8412の芯線は太すぎました。ハンダづけしづらいです。
他の細めのリード線などを使う場合でも、隣同士が接近しているので、ハンダ付け前にあらかじめ熱収縮チューブを通しておいて、しっかりとハンダ箇所を覆うといいと思います。
透明のものを使ったので、写真では分かりづらいですが、両端とも使用しています。
さーて、明らかに配線が長すぎました。
この後苦労(間に合わせのマスキングテープで、あちこち貼り付け)して、やっとのことで蓋しました。
が、Gndが横に出っ張ってるパーツを使ったため、そこが折り曲げた(にもかかわらず)コンデンサと干渉してしまいました。
一応 完成!
ちなみにこの改造をすると、増設端子にヘッドフォンを挿しても、スピーカーから常にうっすら音が出るようになります。
元々のヘッドフォン端子にこーゆー、スマホのイヤフォンジャックをふさぐやつをぷっ挿すといいんだってさ。そうすると、スピーカーの音が出なくなるそうな。
すごいねー。今日も先人に感謝だねぇ
と言いたいところだったのですが、おそらく例のパーツの干渉のせいで、そもそも元の端子から音が出なくなりました(笑)
でもね、 増設した端子はバッチリですよー!
またそのうちちゃんとやり直そうと思います!
ではまた。