10代後半。家で親のレコード聴くブームと、MDにFMラジオを録って編集するブームがきていた。
まだTechnics SL-1200なんてものは知らないころ。埃のかぶったTRIOかなんかの78回転(SP盤用)のスイッチまでついてるベルトドライブのレコードプレーヤーで針を落とした浅川マキ
「それはスポットライトではない」
うぉーなんだこりゃ!!?と勢いでカセットかMDに録って、今思えば一番響かなそうな友達に聴かせた気がする。
ほんとに響かなかったなぁ。
のちにドリカムとB'zがいっぱいかかる披露宴に呼ばれたけど、まぁそりゃそうだ。
話の合う友達が居るのって有難いことなんだなと、それがいなかった10代の頃を思い出して気づいた。
少なくともキャッチボール出来るだけで幸せだ。
少しコントロールがズレてもキャッチしてくれて、すっぽ抜けて暴投しても拾いに行ってくれる。
笑いながらピンポン玉でナックルボールを投げ合うみたいな時もあるし、結構ズバッと硬球投げる時もあるし、それを「いい球だね!」って言ってさ。
年齢とともに何をやるにも照れが付きまとう。10年後から見たら今の自分がどんだけ若いのか、時々そんなことすら忘れてしまう。
3年でもいい。
3ヵ月でもいい。
なんかやらなきゃ。やり続けなきゃ。
言い訳ばかりが湧いてくるけど。
GLIM SPANKYの出たThe Coversを録画で観た。
山口百恵 / ロックンロール・ウィドウ
浅川マキ / それはスポットライトではない
ジャニス・ジョプリン / MOVE OVER
GLIM SPANKY / 大人になったら
GLIM SPANKYを猫可愛がりするおじさんと、こき下ろすおじさんがいるんだろうなぁと思う。どっちもあんまり気にしなくていいと思う。どーせ先に死ぬし(笑)
自分の言葉で歌ってるオリジナル曲が一番良かった。