先日は、エイプリルフールということで
なにかしら嘘つこうかと思ったけど
やめた。
テレビでやってた映画(ウォッチメン)を観て
「ああ…原作が読みたいのに、ほしい物リストに入れたままずっと買ってないわ…」と思ったりした。
何年入れたまんまなんだ。ってのが多い、そのリスト。
あと、フェイウォンのCDとか入ってる。
あと一挙放送してた攻殻機動隊ARISEのシリーズを観た。
いやーーー
おっそろしくつまらない。
公安9課がチームとして出来上がるあたりを描いてるんだけど、それにしちゃあずいぶんちゃんとチームとして機能し過ぎてるし、お互い信頼しまくってるじゃん。とか
原作や押井版より前の話なはずなのに、そこで出てくる人形使いという重要な存在…と大して変わらないようなものが先んじて出てきちゃってるし、光学迷彩の描写とかもとくにプロトタイプ感とかなく、さらっと当たり前のように使われてるし、まぁそんな細かい事はいいとしても単純にもうちょい趣の異なる敵は作れなかったんかいな。
あとCGはまぁがんばってるけど、ふつうの絵があんまりグッと来ない。
カッコイイ!っていうシーンがビックリするぐらいない。
原作や押井版には額に入れて飾りたいような場面がたっくさん出てくるけど、まぁ…このシリーズには、ない。
神山版のテレビシリーズも個人的にはそこまでハマらなかったんだけど、あくまでパラレルワールドの攻殻機動隊を使った刑事ドラマとして楽しめる所も多かった。
しかし、ARISEはなんだろうね。
余分なものがなくて、味気ないというかな。
多分、おれが掴みきれてないだけなんだと思うけど、何が言いたいのか、何を伝えたいのか、何を描いてるのかさっぱりわかんねーの。あるとしても細すぎて興味ねーという。たぶんバカにはわからないんだと思う。悔しい。
別に壮大なテーマがなくてもいいんだけど、だとしたら、シリーズのファンのフェティシズムを満足させてほしいよなって思う。
これを作る意味ってなんだったんだろか。
ファンムービーにすらなれてない。話題にならないわけだよ。
ガンダムのTHE ORIGINとか、それなりにやってて、すげーのに!って、引き合いに出したらかわいそうだけど、なんで攻殻機動隊の看板つかってこんなつまんねーもん作るかな。
って、3年ぐらい前の作品に、いまさらケチつけてどーすんだ。
まぁ、ほんと悪い冗談がつきない世の中で、こんなふうに娯楽作品に触れられているだけでも幸せなのかもしれません。
とか、ひでーこと書いてさ
最後の最後に、新劇場版観たらおもしれーでやんの。
すんませんでした。
ただ、やっぱちょっと小粒かな。。
ハリウッド版が楽しみです。。
ちなみに好きなのは
押井版
原作
プレステ版
の4つで、いずれも濃い。詰まってるものが多いと思う。
発表年が古いもの程、先見性が凄すぎてビックリする。まぁ原作のことなんだけど。
ちょっと前にAKIRAに描かれた2020年東京オリンピックが現実に…みたいなのが話題になってたけど、攻殻機動隊の原作の方がよっぽど示唆的。
サイバーテロが当たり前だったり、国家より多国籍企業が権力を持ってたり、現代か、もうちょい未来みたいなものを80年代に描いてるんだから。
って、そんなこと散々語り尽くされたことなんだけどさ。
押井版は、ざっくり言うと「人間とは?」
ざっくりすぎか。
プレステ版はフチコマのアクションなんだけど音楽とか含めグッズとして素晴らしい。
日本の90年代を代表するアイテムのひとつとして手元に残しておきたい感じ。
あとちょっとでハリウッド版攻殻機動隊と、さらに今年はブレードランナーの続編も公開されるんだよね。なんかすげーな。現実の未来はつまんねーけど、新たに見せてもらえる近未来はどんなんなのかなー。とか言ってるうちに土に還るのだー。未来など無いぞー。わーい
ぬ。